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南城依存症ケアセンター「ウエルカムパーティ&仲間の体験・メッセージ」

はいさい!

南城依存症ケアセンターのブログ係です。

今回は南城デイケアのウェルカムパーティ(新しく繋がった仲間を歓迎する会)と

エースいちさんの体験メッセージ第二弾ご紹介していきたいと思います。

今回のウェルカムパーティでは僕らが良く行くビーチで、焼きそばパーテイをすることになりました。

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天候自体も悪くなく、すごく気持ちの良い空の下でのウェルカムパーテイ。

パーテイの準備をしている中でも皆嬉々とそれぞれの役割をこなしていて、

皆気分が高揚しているようにも伺えました。

海に入っているメンバーも!!

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まだ沖縄に来て間もないので当たり前の事なのですが、新しくきたメンバーは少し緊張してるみたいでした。

しかし、過去アディクションを使っていた頃とは違い、皆の明るい笑顔、陽気な雰囲気に圧倒されているようにも思います。

施設に繋がりウェルカムパーテイを開いてもらった当時の自分の事を思い出すと、そんな状態でした。

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まだメンバーの名前さえもしっかり憶えられていないし、話した事がない人がほとんどだったし、

どちらかというとその時の僕は不安の方が多かった様にも思います。

ですが、僕らに歓迎の意を示そうと懸命に動いてくれている仲間を見て、明るい笑顔を見せてくれる仲間を見て、

僕は心の底から安心し自分自身を仲間として受け入れてくほっとしたんですよね。

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プログラムが進むに従って、それぞれデイケアでの役割や立場も変わっていく中、かつては新しい仲間であった僕らも新しい仲間のサポートに回っていきます。

今新しく繋がった仲間をサポートしていく立場になり、新しい仲間の気持ちも多少なりとも分かる気がしますが、

今まで僕らをサポートしてくれていた先行く仲間の苦労も感じるようになり、今まで自分をサポートしてくれた先行く仲間の偉大さも実感しています。

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準備をしている中でハプニングもあったりしましたが、それすらも笑い飛ばす!!

仲間の笑顔、どんな時でもそれが僕らの最大の武器だと日々実感している毎日です。

 

続いてお伝えするのは仲間の体験談・メッセージです。

薬物依存症のイチです。これで自分の紹介は二回目となります。

今回も僕の事になりますが、貴重な一面に掲載させて頂いた事に感謝しています。

前回は自分の過去や今まで送ってきた生活の紹介をさせて頂きましたが、

今回はこちらの施設にお世話になってからのことについて紹介させて頂きます。

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僕が施設に来て早くも三ヶ月が経ちました。正直初めの一ヶ月はやる気がなく、

地元に帰りたい、と言う気持ちが強くこちらのプログラムも身に付かない日々の繰り返しでした。

そんな気持ちのまま生活していたわけですが、当然自分の中でその気持ちを溜め込みすぎてしまい、

今年に入ってからすぐに自分の感情を押さえられなくなり、スタッフに施設を出ていきたいと伝えました。

しかしスタッフは止めはしませんでしたが、自分の悩みに優しく耳を傾けてくれました。

その後同じ施設にいる仲間の元に行った時、ハグをしてくれた事で自分の中ですごく安心したのを覚えています。

分かち合い、ハグをしてくれる仲間がいたから今の自分があるのかもしれません。

新年を迎えてすぐに習字プログラムがあったのですが、今年の抱負を一文字で表すという題で「輝」と書いた仲間がいます。

その仲間はいつもプログラムに対し全力で取り組んでいて、自分なんかよりも辛い思いをしたにもかかわらず、

前向きな姿勢を崩さないでいる仲間が本当に凄いといつも思っていました。

そんな仲間に悲しい出来事が起きた時、悲しみながら涙を見せていたのですが、自分の事の様に辛く、産まれて初めて人の事で涙が出ました。

そんな辛さと前向きに向き合う仲間は本当に心から尊敬します。今の自分には本当に必要な心の支えとなっていて、

今年の一文字で書いた輝という字が、本当に合っている大切な仲間です。

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その後、前向きな気持ちを取り戻してからの生活は本当に時間が経つのが早く、ボーッとしていると、

本当に時間がもったいなく自然とプログラムも進み、いつの間にか身が入るようにもなってきました。

ですが、知識が付いたから回復ではなく知識というのは回復するためには必要な道具ぐらいでしかありません。

正直上辺だけの反省は誰にでもできるし、刑務所の中でもルールさえ守っていれば出所はできます。

しかしここでのプログラムは決してそんな簡単なものではなく、自分の依存症の本当に深い所まで見つめ直させられます。

それは回復したいという気持ちが強ければ強いほど、辛い作業になることもプログラムをやっている内にわかりました。

依存症という病気は一生治ることはありませんが、回復することはできます。たった少しの勇気と回復したいという気持ち、

そして自分が信じれる仲間さえいれば人は誰でも立ち直ることができると自分は思います。

そんな仲間を自分は34年生きてきて、やっと見つけることが出来ました。自分の弱さをありのままに見せられる仲間には日々感謝してます。

今僕は正直プログラムで自分を見つめ直している中で辛く感じる作業をやっています。

過去の事を振り返り、一つ一つその時の自分を振り返ってみているのですが、本当に苦しいです。

自分がされた事に対してはそこまで深く感じていた事はなかったのですが、自分がした事については考えるだけで行き詰まってしまいます。

しかし、どんなに行き詰まっても、過去は変えれません。変えられるものはこれからの自分です。

今まで自分はとんでもない事を平気でしてきてしまっていてそれが許される事とは正直思ってもいません、ただ、間違った事をそのままにしておいても、

今後の自分は変わらず、いくら辛くても、自分が他人に与えた心の傷を考えれば、やらずにはいられません。

この様な気持ちになったのは、生まれて初めてかもしれません。この様な気持ちにまで戻してくれたのは、

仲間とスタッフです。本当にありがたいです。

自分で成長している感はまだありません。自分が思う回復は、自分が心配かけた人達から認められて

初めて回復を実感できると思っているからです。そんな日がいつかきっと来る日を信じ、今僕は生活してます。

たった少しの勇気。

回復したいという気持ち。

信じられる仲間。

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自分はここでそれらを見つけ探しながら、今日という日を過ごしてます。

自信なんてなくてもいいし、ここではありのままの自分で生活することが出来ます。

辛い事があればすぐ仲間が助けてくれるし、スタッフ達も見えない所でいつも見守ってくれています。

自信はプログラムをやっていくうちに付いていくものだと思うし、やろうと言う少しの勇気さえあれば、十分だと僕は思っています。

最後になりますが、今なお依存症で苦しむ方々は沢山いると思われます。

一人で苦しむのは、経験したからこそ分かりますが、本当に苦しむ日々が続いていくだけです。

変わるのは、自分自身。たった少しの勇気を出してみれば、おのずと結果はついてきます。

自分は薬物が悪いのではなく薬物を使用してしまった自分の心の弱さを恨んでます。

確かに薬物に苦しめられ、散々な目に遭ったりもしましたが、

薬物がなかったらこんなに最高の仲間達に出会えなかったろうし、こんな気持ちになれなかったからです。

もう自分は逃げません。辛さを正直に辛いと言える仲間がいるから。

 

イチさんのメッセージみなさんどう感じられましたか?

今回のブログはここまでです。

次回の更新もお楽しみに!

 

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