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第16回アディクションフォーラムで新たな回復の糸口を掴めた!

はいさーい! 南城依存症ケアセンターのブログ係です。

今回は、去る2月18日(土)に開催された、アディクションフォーラム聴講記です。

我々南城依存症ケアセンターの面々も、回復の想いを込めて参加しました。

どうぞ、ご一読下さい。

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ワンネスグループでも案内ブースを設けました。

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アディクションフォーラムは、主催者側の想定を超す300人以上の聴衆を集め、冒頭の「沖縄県

立精神保健福祉センター」 所長宮川 治氏の挨拶から始まりました。

今回のフォーラム開催の目的は主催者側の発表によると次のとおりです。

 

(以下、原文のまま)「アディクション(嗜癖)とは、飲酒や薬物使用ギャンブルなど、その行動を繰り

返した結果、自分自身でコントロールできなくなった病的な状態のことである。そして様々な健康問

題や社会問題を引き起こす。

県民に対して、アディクションに関する関心を深め、予防に必要な注意を払えることを目的とする。

またアディクション問題を抱える当事者(回復者)や家族らを中心とした自助グループ及び関係

者が一堂に会し、相互理解を深める場とする。」

フォーラムは2部構成で、1部は4団体に依る「当事者・家族が語る体験談」と題し、当事者として

の今日に至る経緯や現在の心境・取り組みが生々しく語られ、家族代表のスピーチでは、アルコー

ル依存に冒されてしまった奥様に依って崩されてしまった夫婦関係や家族関係の動揺やせめぎ

合い、また回復されている現在の喜びについてを、涙ながらに語られ満場の拍手を浴びていた。

 

第2部は「国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所、薬物研究

部」 部長 松本 俊彦講師に依る、「人はなぜ依存症になるのか」の公演が行われた。

講師は、メディアや著書・訳書などで大変高名なお方で、このブログをご覧頂いている皆様でもご

存じの方も多いかと思いますが、第1部にも増し、大勢の聴衆で溢れ立ち見も出る中、「薬物やアル

コールと言ったアディクションの恐さや危険性」について、「依存症者の現状」について、「アディクシ

ョンのやめ方」や、この公演の題名ともなっている「なぜ依存症になるのか」などを約1時間に渡り、時

折ユーモアーを交えながら分かりやすく説明され、満場の聴衆も引き込まれ聴き入っていました。

 

その内容の一部を紹介しますと・・・

・私共が日々生活をしているような「回復施設」の存在意義についてを医療的治療の限界という側面か

らの示すもの。

 

・医療研究の観点から、重複障害毎にそのアディクションを選択する理由を示すもの。

 

・楽園ネズミを使った、疎外・孤立した環境では薬物の入った水を飲み続けるネズミでも、相反する自

由闊達な広々とした環境で飼育するとやがてそれを飲まなくなることを、実験結果に基づいて説明し、回

復への糸口と可能性を示すもの。

など、いずれも大変興味深く、且つ、大変勇気づけられるもので、講演後の質疑応答では断酒会の社会

貢献を例に挙げ、「AAもアノミティーだけでなく、もっと外部に知ってもらえる活動をしたらどうか」との耳

新しい提案も成された。

 

聴講した我々もそれぞれの回復について、それぞれの思いや取り組みをあらたにすることができました。

 

今回のフォーラムは、名前通りの「フォーラム(公開討議)」が行われなかったことと、健常の方の出席が

それほど多くなかったと見受けられたことが残念に思えたものの、閉会後会場を後にする出席者が穏や

かな中にも大変満足気な表情であったことが特に印象的であり、フォーラムは成功裏の内に 終えること

ができたと言えるであろう。

以上

 

お読みいただきまして誠にありがとうございました。 今後共タイムリーな出来事を記事にして参りたいと

思っています。

 

請うご期待!!

 

 

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